「バナナを逆からむいてみたら」読みました
今週のお題「読書の秋」
読みました「バナナを逆からむいてみたら」。
POPな黄色と可愛いイラストが目にとまり、チョイスしました。
果柄を折ってむくより、先端をつまんでむくほうがはるかにラク。「バナナの専門家」であるサルは、当然のようにそちらからむきます。ですが、人間は・・・、
から始まる、ショートストーリーで、
仏教を簡単な言葉でわかりやすく説いた啓発本です。
(読み切るまで仏教本ということに気がつかないほど、
仏教になじみがない私でも読みやすい!サクサク読める!)
印象に残ったのは3つのこと。
1.「今ここにいること」を大切にしていますか?「あれしなくちゃ」「これしなくちゃ」と追われていませんか?
2.禁じられるとやりたくなる、それが人の性。だから、やってほしいことは、あえて禁じる。
3.今は、生まれてから死ぬまでの「間(あいだ)時間」この、間時間をどう過ごすかが、生きるということ。
やりたいことが多すぎていつも何かに追い立てられるように
日々を過ごしてしまいがちだけど、
”ちょっと一回立ち止りなよ、今を大切にしなよ”って
言ってくれてる、そんな優しい本でした。