心にじーん。小田急線
久し振りに小田急線に乗りました。
新宿からのくだりは、家路を急ぐサラリーマンたちでぎゅうぎゅう。
「やっぱり平日のこの時間になるんじゃなかった」「ロマンスカーとっておけば良かった」
と、早くも心折れ気味の私。
毎日毎日、通勤ラッシュに挑むみなさま、本当にお疲れ様です。
さて、本でも読んでなんとか時間を潰そうと、カバンをもぞもぞしていたその時…
『本日はお寒い中、小田急線にご乗車頂きありがとうございます。〜中略(忘れた)〜夜が更けるに従い、外の気温は氷点下に至るほど冷え込んでおります。皆様におかれましては、どうぞお気をつけて行ってらっしゃいませ。それでは、お仕事や旅行などお疲れかと思いますが、目的地の到着まで今しばらくお待ちください』
すごい!
すごいすごい!!
機械のアナウンスじゃなくて、疲れ切った車掌さんの事務的なアナウンスじゃなくて、飛行機のフライトの時みたいに柔らかい声。
ANAが見えた!
JALが見えた!
ホスピタリティ溢れる車内アナウンスに、きゅーーんとしてしまった。
これからAIとか進んで、車内アナウンスだってきっと人がやらなくて良くなる。けど、そしたら車内のイライラ蔓延度合いは間違いなく上がるだろうなと思ったそんな夜です。