もうすぐ三十路のおみそ日記

きほんは読書感想文。ときどき出来事。^^

「バナナを逆からむいてみたら」読みました

今週のお題「読書の秋」

 

読みました「バナナを逆からむいてみたら」。

POPな黄色と可愛いイラストが目にとまり、チョイスしました。

果柄を折ってむくより、先端をつまんでむくほうがはるかにラク。「バナナの専門家」であるサルは、当然のようにそちらからむきます。ですが、人間は・・・、

 から始まる、ショートストーリーで、

仏教を簡単な言葉でわかりやすく説いた啓発本です。

(読み切るまで仏教本ということに気がつかないほど、

仏教になじみがない私でも読みやすい!サクサク読める!)

 

印象に残ったのは3つのこと。

 

1.「今ここにいること」を大切にしていますか?「あれしなくちゃ」「これしなくちゃ」と追われていませんか?

 

2.禁じられるとやりたくなる、それが人の性。だから、やってほしいことは、あえて禁じる。

 

3.今は、生まれてから死ぬまでの「間(あいだ)時間」この、間時間をどう過ごすかが、生きるということ。

 

やりたいことが多すぎていつも何かに追い立てられるように

日々を過ごしてしまいがちだけど、

”ちょっと一回立ち止りなよ、今を大切にしなよ”って

言ってくれてる、そんな優しい本でした。

 

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「虹色のチョーク」読みました

今週のお題《読書の秋》

 

読みました「虹色のチョーク」。

坂本光司さんの「日本でいちばん大切にしたい会社」や

カンブリア宮殿」を筆頭に様々なメディアに注目されている、

日本理化学工業を舞台にしたノンフィクション。

 

著者の小松成美さんの言葉のチョイスが鮮やかで、

タイトルの「虹色」感が随所に現れていて、

黒目や服の色、空の色、お母さんの好きな色など

なんとなくグッとくる表現が詰めこめれていたのが印象的でした。

(マネしよう!)

 

 

ふと顔をあげ、私にこう言ったのです。『お母さんの好きな緑だね』と。

 

話すことが決して得意ではない我が子からの言葉。

大切な会社と大切な仕事に出会えたからこその言葉です。

 

 

AIとか自動化とか、マニュアル的なものが削られていく中で

「あーそうだ、こうゆうあったかい想いを大事にしながら、

頼り頼られながら働くから、仕事って面白いんだ」

と改めて、考えさせられました。

 

コンピューターに負けない自分になりたい!

人間にしか出来ないことをひらめき続けたい!

 

定年まであと37年。成し遂げよう。

 

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